20171213_CWC_Kashiwagi&Mauricio(C)Getty Images

今季最後の試合でMOMの柏木陽介、一人でサポーターの元へ駆け寄った理由とは?

浦和レッズのMF柏木陽介が今季最後の試合に一定の満足感を示し、1年を振り返った。

浦和は12日、クラブ・ワールドカップ5位決定戦でウィダード・カサブランカと対戦。打ち合いの末、3-2で勝利し、5位で大会を終えた。この試合でマン・オブ・ザ・マッチに輝いた柏木は「満足しているという言い方はおかしいかもしれませんが」と前置きした上で「(初戦で敗れた)アルジャジーラ戦のことを考えれば良いゲームができたのかなと思います。攻めの部分でも最後まで走り切れました」と語る。

また、試合後には一人サポーターの元に挨拶へ向かった柏木。それはどのような意味を持っていたのだろうか。

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「ここまで来てくれて応援ありがとうの意味も込めて行きました。また浦和レッズのためにタイトルをもたらさないといけません。サポーターに何かのタイトルをプレゼントしないといけないなと思っています」

今季ラストマッチは「互いの良さを出せて楽しめた」と振り返る柏木。独特の表現を使って今季を振り返るように説明している。

「春夏秋冬だったなと。最初は無敵状態でまったく勝てない時期があって、監督が堀さんになって、新しい守備からのサッカーでフォーメーションも変わりました。最後はつなぐサッカーになりました。いろいろな季節を過ごしたなと思っています。しんどかったけど、良いこともたくさんありました。欲を言えば、ミシャがいる時にもっと何とかできたんじゃないかなと思います。それも自分が人として、サッカー選手として成長するために必要なことだったかもしれません。監督の解任があって、強くなったと思います。これからまた、良い成長をしたいです」

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