マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、FWロメル・ルカクを“アンタッチャブルな存在”と称賛した。
今夏エヴァートンを離れ、オールド・トラフォードにやって来たルカクは、シーズン開幕からリーグ戦7試合で7得点と好調を続けていた。しかし、ここ5試合ではゴールを奪えておらず、批判の声が挙がっている。
ベルギー代表のストライカーは最近孤立することも目立ち、調子を落としている。それでも、ポルトガル人指揮官の信頼は揺るぎないようだ。
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チャンピオンズリーグ・ベンフィカ戦前の会見で、モウリーニョ監督は「ロメルはチームの中でアンタッチャブルな存在だ。彼はファンからもっとサポートを受けるべきだ。信じられないくらい素晴らしいプレーを見せている」と批判の的となっているルカクを擁護。
続けて「サポーターは言いたいことを言える。しかし、私の仕事は選手を守ることだ。ロメルが試合中に何もしていなかったとは思えない。もしそうだと思うのなら(トッテナムDFの)トビー・アルデルヴァイレルトやヤン・フェルトンゲン、エリック・ダイアー、もしくは他のセンターバックに聞いてみればいい」と主張した。
また、ベンフィカ戦について「選手たちはCSKAモスクワとバーゼルには簡単に勝利できたと感じていたと思うが、ベンフィカ戦は苦しんでいた。ベンフィカは他よりも良いチームだ」と警戒。さらに「ベンフィカ戦よりも他の試合ことを考える人間はここにはいない。ここでは誰も(週末の)チェルシー戦のことを考えていない。誰もがベンフィカとチャンピオンズリーグのことだけを考えている」と意気込みを語っている。