ミランの主将DFレオナルド・ボヌッチが27日のカリアリ戦終了後、イタリアメディア『プレミアム・スポーツ』のインタビューに応じた。
ミランはFWパトリック・クトローネおよびFWスソの得点でカリアリを2-1で退け、開幕2連勝を飾った。目標を問われるも、主将のボヌッチは謙虚な姿勢を貫いた。
「どこまで目指したいか? 1日1日を大切にして、自分たちのことを考えていくべき。偉大なミランとして復活しなければならないが、まだまだ改善の余地がある。ナポリやユヴェントスは僕らよりも1段階上だが、夢を実現するという意欲は持っていたい」
また今夏、契約を延長してミラン残留を決めた18歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマについて、将来のミラン主将として自身の後継者に据えたいと考えている。
「僕の契約が切れる5年後は、ジジ(ドンナルンマ)にミランのキャプテンになってもらいたい。その時、僕は35歳になるけど、彼はずっと若いからね」
現在、19歳のクトローネが波に乗っている。7月に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップのバイエルン・ミュンヘン戦でドッピエッタ(1試合2得点)を決め、EL予選のクラヨーヴァ戦、シュケンディヤ戦でも得点を挙げた。セリエA開幕戦のクロトーネ戦に続いてカリアリ戦でもゴールを決めたクトローネについて、ボヌッチは驚きではないと話している。
「皆にとっては驚きだったろうけど、僕は最初の日から、彼が偉大なストライカーに相応しい姿勢、ハングリーさを兼ね備えていることに気づいた。例を挙げると(アンドレア)ベロッティと似ている。彼は素晴らしい青年だし、アドバイスを聞く。将来は偉大な名ストライカーになるだろう」
▶セリエAのライブを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう