ミドル弾を叩き込んだ柏レイソルの若きCB、サガン鳥栖の連勝を支えるMFらを選出/今週のヤングガン Vol.4

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今、注目の若手Jリーガーを紹介する『今週のヤングガン』。Goal編集部がピックアップした4名は?

日本サッカーの未来を担うU-23世代を輝かせるべくスタートした『タグ・ホイヤー ヤングガン アワード』。Goalでは彼らの奮闘に注目し、U-23世代の活躍をピックアップしてお届け。明治安田生命J1リーグ第20節からは、4名のヤングガンを紹介する。

中山雄太(柏レイソル)

2017-08-07-TAGHeuer-Nakayama

守備の中心選手としては立ち上がりのCKからゴール前の混乱を突かれて失点したことは痛恨だったはず。しかし、そこからの立て直しが見事だった。相棒の中谷進之介とともに注目選手のルーカス・ポドルスキと渡邉千真をタイトにチェックし、2列目からカットインで入ってくる選手にも対応する。正確にボールを捌きながら、4-2-3-1の最終ラインを高く上げ、攻撃陣の反撃を後押しした。相手に退場選手が出る幸運はあったが、逆転劇の“影の立役者”と言っても過言ではない。そして自ら決めた柏の3点目は圧巻だった。セットプレーのセカンドボールから伊東純也のバックパスを受けると、左足から放たれたボールは外側から鋭く曲がり、ポスト内側をかすめるようにゴール隅に吸い込まれた。MF出身の中山は攻撃にも自信とこだわりを持つ。将来を嘱望される20歳DFのクレバーな守備はもちろん、非凡な攻撃センスも要チェックだ。

ミロシュ・デゲネク(横浜F・マリノス)

2017-08-07-TAGHeuer-Degenek

強靭な肉体で相手のターゲットマンを潰し、カウンターのピンチには瞬時のスプリントで危険なエリアをカバーする。第21節でアルビレックス新潟と対戦したチームは後半に効率よく2得点を奪って勝利したが、中盤でボールを動かしてくる相手に対して終始優勢に試合をコントロールできていたわけではなかった。しかし、センターバックでコンビを組むベテランDF中澤佑二とともに最終ラインの中央に構えるオーストラリア代表ストッパーは、ドウグラス・タンキやホニといったブラジル人アタッカーにゴール前でほとんど仕事をさせず、アウェイでの無失点勝利に大きく貢献した。Jリーグで持ち前の力強さを見せ付けながら、柔軟な対応力に磨きをかける23歳は、オーストラリア代表でも3バックの一角に定着している。8月31日に行われるFIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選の大一番では日本代表によって手強い相手となるが、現在のJリーグを代表する若手外国籍選手の一人としても注目したい。

原川力(サガン鳥栖)

2017-08-07-TAGHeuer-Harakawa

試合の序盤から目覚ましい活躍だった。まずは開始6分、FKから意表を突いたショートパスで吉田豊を走らせ、福田晃斗の先制ゴールにつなげた。続く20分には鮮やかなパスワークからチャンスの起点になり、最後はビクトル・イバルボからラストパスを引き出し、巧みなドリブルでディフェンスをかわして右足の正確なシュートを決めた。後半途中で1点差に詰め寄られたが、中盤でボールをキープしながら効果的にサイドを使い、最後までゲームをコントロールした。京都サンガF.C.のアカデミーで育ち、リオデジャネイロ・オリンピックのメンバーとしても知名度を高めた原川。昨年は移籍先の川崎フロンターレでなかなか出番を得られず、期限付きで活躍の場を新天地に移した。イタリア人のマッシモ・フィッカデンティ監督の下で体力面と戦術理解を高めるMFはここまで5得点。攻守に渡る存在感も増している。今月18日に23歳の誕生日を迎える原川のさらなる飛躍に期待だ。

菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)

2017-08-07-TAGHeuer-Suga

セレッソ大阪に3点をリードされ、試合としては大勢が決した終盤ではあったが、生え抜きの18歳の若きアタッカーが決めた一撃はクラブに大きな希望の光となった。相手DFを引き付けたチャナティップの絶妙なスルーパスに対して左サイドから鋭く飛び出すと、ペナルティエリア内から冷静に流し込んだ。スピードと仕掛けのセンスを買われて左サイドハーフで起用されているが、本職はFW。リーグ戦16試合目にしてJ1初ゴールを挙げたことは、喜びとともにホッとした部分もあるかもしれない。U-12からのアカデミー育ちで、ユース時代に師事した四方田修平監督の“秘蔵っ子”とも言える存在。彼の活躍は育成に力を入れるクラブの象徴であり、タイから7月に加わった23歳のチャナティップとともに残るシーズンの推進力になっていきそうだ。

【今週のヤングガン プロフィール】 

中山雄太(柏レイソル)
ミロシュ・デゲネク(横浜F・マリノス)
原川力(サガン鳥栖)
菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)

【TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD】 

Jリーグの次世代を担う若い選手層の育成・Jリーグの発展を目的に、各メディア・著名人など、本企画に賛同するアワード サポーターが、J1、J2、J3のクラブに登録されているU-23選手の中から候補者30名を選出。その後、一般投票を含む最終選考にて11名を選抜、2017年12月に表彰する。

詳しくは こちら から

2017-09-20-TAGHeuerBanner

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