■セリエA第16節 ミラン 2-1 ボローニャ
ミラン:ボナベントゥーラ(10分、76分)
ボローニャ:ヴェルディ(23分)
セリエAは10日に第16節が行われ、ミランはボローニャを対戦した。
ガットゥーゾ監督就任後、1分1敗と未だ勝利のないミラン。新指揮官の本拠地「サン・シーロ」デビューとなった一戦で、システムを4バックに変更。アバーテが右サイドバックに入り、スソが右WG、1トップにはカリニッチが入った。
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立ち上がりから攻勢を仕掛けるミランは10分、浮き玉のボールを最前線でカリニッチが頭で落とすと、これを受けたボナベントゥーラがGKを破った。ミランが先制に成功する。
その後もリズムを掴んでいたミランだが、23分に失点。デストロが左サイドからムサッキオをかわしてペナルティエリアに侵入すると、ヴェルディがトラップからそのままシュート。これが右隅に決まり、ボローニャが同点に追いつく。前半はこのまま1-1で終了する。
後半立ち上がりは両チームとも好機を迎えたが、ミランが徐々にペースを掴んでいく。すると76分、途中出場したボリーニが右からフリーでクロスを挙げると、エリア内に飛び込んだのはボナベントゥーラ。この日自身2点目となる勝ち越し点を挙げた。
直後に立て続けにピンチを迎えたが、GKドンナルンマが好セーブを見せるなどしてなんとか凌ぐ。
終盤は相手に押し込まれる場面も増えたミランだが、時間を使いながら最後までリードを守りきり、公式戦4試合ぶり、ガットゥーゾ監督にとって就任初勝利を挙げた。