Barcelona Suarez Gomes 14012018Getty Images

パウリーニョ、L・スアレス、メッシが得点…バルサ、鬼門アノエタを攻略してレアルとの勝ち点差を19に広げる/リーガ第19節

■リーガエスパニョーラ第19節 レアル・ソシエダ 2−4 バルセロナ

レアル・ソシエダ:ウィリアン・ホセ(11分)、フアンミ(34分)

バルセロナ:パウリーニョ(39分)、ルイス・スアレス(51分、71分)、メッシ(85分)

14日のリーガエスパニョーラ第19節、バルセロナは敵地アノエタでのレアル・ソシエダ戦を4−2で制した。

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ラ・レアルが2010年にリーガ1部に復帰して以降、バルセロナにとって鬼門となっているアノエタ。コパ・デル・レイでは昨季に勝利を挙げたものの、リーガでは2分け5敗と勝利から見放され続けている。何が鬼門を鬼門たらしめているのかは謎だが、しかしバルセロナはこの試合でまたも苦戦を喫した。

立ち上がりにこそ攻勢を見せたバルセロナだが、徐々にラ・レアルに押し込まれていくと、11分に失点を許す。シャビ・プリエトが折り返したボールから、ファーでフリーとなっていたウィリアン・ホセが倒れ込みながらヘディングシュート。地面に叩き付けられ、高くバウンドしたボールは、テア・シュテーゲンの反応も空しく枠へと収まった。

ラ・レアルはその後も右サイドにシャビ・プリエト、カナレス、オドリオソラと人を集中させて左センターバックのヴェルメーレンもそこへと引き寄せ、手薄となった逆サイドでW・ホセ&フアンミがフィニッシュを狙う形によって得点を狙っていく。そして34分、再度その攻撃が実を結んだ。右サイドから内に絞ったカナレスが浮き球から、フアンミがペナルティーエリア内に侵入。右足のシュートをゴールに突き刺している。

アノエタでまたも苦しむことになったバルセロナ。しかし、ここから反撃が始まった。まず39分、左サイドを突破したルイス・スアレスの折り返しから、パウリーニョがスライディングシュートを決めて1点を返す。さらに51分には、ペナルティーエリア内左でボールを受けたL・スアレスがループシュートでネットを揺らし、同点に追いついた。なおL・スアレスはこれがアノエタでの初得点。ゴールを記録していないスペインのスタジアムはセルタのバライドス、マラガのラ・ロサレダのみとなった。

バルベルデ監督は65分に最初の交代カードを切り、パウリーニョを下げてデンベレを投入。バルセロナはその後もラ・レアルを押し込み続け、71分にスコアをひっくり返す。GKルジのピッチ中央へのゴールキックをヴェルメーレンが前方に押し返し、このボールをペナルティーエリア内で拾ったL・スアレスが、右足のシュートでルジを破った。

バルベルデ監督は79分にアンドレ・ゴメスをディーニェに代えて、ラ・レアルの攻撃の起点となっていた左サイドの守りを固める。そして85分、エースのメッシが勝利を決定付ける追加点を記録。ペナルティーエリア手前左からのフリーキックの場面、背番号10が左足で叩いたボールは、壁を超えてから急激な降下を見せて枠内に収まった。リードを2点に広げたバルセロナは、ラ・レアルのさらなる得点を許すことなく試合終了のホイッスルを迎え、ついに鬼門アノエタの攻略している。

リーガ5連勝を果たした首位バルセロナは、2位アトレティコ・マドリーとの勝ち点9差、3位バレンシアとの勝ち点11差を維持。そして前日にビジャレアルに敗戦した4位レアル・マドリー(1試合未消化)との勝ち点差を19まで広げている。

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