Maurizio Sarri Napoli

ナポリ指揮官、首位ユーヴェとの直接対決も「すでに目標は達成。あとは楽しむだけだ」

ナポリの指揮官マウリツィオ・サッリは、22日に行われるセリエA第34節のユヴェントスとのビッグマッチに向けて意気込みを語った。イタリアメディア『プレミアムスポーツ』が19日、伝えている。

前節、首位ユヴェントスが降格圏のクロトーネと引き分けたため、2位ナポリとの勝ち点差は4ポイントに縮まった。次節の直接対決でナポリが勝利することができれば、差はさらに1ポイントになるため、今季のセリエA王者を決める重要な一戦となる。

しかし、百戦錬磨の王者ユヴェントスは、緊張感の高まるビッグマッチでの経験も豊富だ。ナポリ指揮官はこの点について回答を求められると、相づちを打ち、自分たちの目標はあくまで2位を確保することだと強調している。

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「そんなこと言われたってねえ……。事実だよ。彼らは戦い慣れている。それがナポリの選手たちにとって重荷にならず、堂々と戦ってくれることを願うよ」

「何を心配しているのか分からない。我々は現在2位。6節も早く、自分たちの目標を達成することができた。あとは楽しむだけだよ。逆転優勝? 選ぶことができるならば、常に先頭に立っていたいが、サッカーにおいてチャンスは常にあるものだ。不可能な試合などありえない。ただ選手たちには、1日ぐらい緊張感を解いてリフレッシュして欲しいところだよ」

またサッリは、ホームにおいて0-1で敗れた12月のユヴェントス戦を振り返り、相手のボール試合率に注意を払いつつ、積極的なプレーを展開することを約束した。

「恐れている素振りを見せてはならないが、私の哲学上、消極的な試合にはならないと思う。敵地へ乗り込んで、自分たちのプレーを見せるつもりだ。上手く行くときもあればそうでないときもある。相手の状態にもよるだろう。前半戦と比較して注意したい点? 87%の支配を許して負けることだ」

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