31日、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンのアーセナル加入が正式に発表された。ボルシア・ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は、退団したエースに感謝の言葉を残した。
2013年夏にサンテティエンヌから加わったオーバメヤンはドルトムントで公式戦213試合に出場し141ゴールをマークした。昨シーズンはブンデスリーガ得点王(31ゴール)に輝き、昨年のDFBポカール決勝では決勝点を挙げるなどまさにチームのエースとして活躍してきた。
ツォルクSDはドルトムントの公式ウェブサイトを通じて「ここ数週間のトラブルを除き、ドルトムントでのピエール=エメリク・オーバメヤンの4年を超える年月は最高のサクセスストーリーであったことを今後にも記憶に残していきたい」と述べ、次のように続けた。
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「彼はドルトムントのために素晴らしい仕事をして、たくさんの貴重なゴールを決めてくれたし、2017年ドルトムントにDFBポカールを持ち帰ったチームの一員でもあった。ピエール=エメリクにアーセナルでの今後において考えられる限りのベストを祈る」
なお上場企業のドルトムントは株主向けのウェブサイトでオーバメヤンの移籍を重要事項として報告。アーセナルが獲得のために支払う移籍金は6375万ユーロ(約86億円)であり、その金額にはボーナスが加わらないことを伝えている。