スペイン挑戦3年目で変わる乾貴士の役割…新たなポジションを楽しむワケとは

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エイバル3年目にして、5-3-2への変更に伴い日本代表FWのポジションにも変化が。新たな挑戦を、乾貴士が楽しむ理由とは。

「自分としては楽しいですね」

レアル・マドリーとの試合後、エイバルFW乾貴士は新たなポジションでのプレーをこう振り返った。

22日に行われたリーガ・エスパニョーラ第9節で、エイバルはレアルと対戦した。敵地に乗り込んだエイバルは、試合序盤は良い入りを見せるも18分にセットプレーからオウンゴールで失点。その後追加点を許すと、54分に乾がMFカセミロにエリア内で倒されるも笛はならず。81分にはダメ押しゴールを決められ、完敗を喫した。

昨シーズンは10位と健闘したエイバルだが、今季は開幕8試合で2勝1分5敗とふるわず。成績不振を受け、ホセ・ルイス・メンディバル監督はポジションを5-3-2に変更。もともとは左ウィングが本職の日本代表FWだが、昨季リーガ王者との試合では2トップの一角としてプレーした。

前節のデポルティボ戦でベンチ外となったことにより、チームの問題点に気づけたという。レアル戦後、2トップでのプレーについて振り返っている。

「守備は縦関係にならないといけないのでしっかり守って、攻撃に関してはどんどんボールを受けて前を向いて、自分が運べる時は運んでいこうと思っていました。それでチームが押し上げられるならいいことですので。この前のデポルティボ戦をスタンドから見ていて、(チームが)フリーの状況で後ろを向いたままボールを止めて考えるというシーンが何度もあった。それを見たことで、自分自身前に行かないとチームとして厳しくなると思ってました。意識の中では、やれたかなと思います」

そして、新たなポジションでのプレーを「楽しい」とし、いろいろなチャレンジをしたいと意欲を示した。

「いっぱいボールも触れるし、いろいろなところに顔を出しながら相手の嫌なところで受けて前を向くのは自分の特徴です。小中高とやってきたことでもありますし。プロになってあまりなくなったけど、セレッソ大阪時代もポジションニングは適当だったのでやってました。ただ海外ではやることがなかったので、久しぶりにやれたのは楽しかった。自分自身もそこで今のフォーメーションなら挑戦したいし、中盤の一角でもいいし、新しいところで何か挑戦したいという気持ちがある。チャレンジしながら楽しくやれていると思います」

スペイン挑戦3年目。乾はいろいろな変化を自分らしく楽しみながら、新たなチャレンジに挑んでいく。

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