マンチェスター・シティのジョッゼップ・グアルディオラ監督が、バルセロナやレアル・マドリーの選手たちにあって、自チームの選手たちにないものを説いている。
先に『アマゾンプライム』が配信を開始したシティのドキュメンタリー番組では、同チームのミーティング場面が収められており、そこでグアルディオラ監督は自分が指導する選手たちをバルセロナやレアル・マドリーの選手たちと比較している。
当代随一の戦術家とも称されるグアルディオラ監督だが、自チームの選手たちに対して説いたことは、信じることの重要性だった。
「最高の自分を引き出すためには、恐れを抱くことも必要だ。その恐れをどうやって制御すればいいのだろうか? バーゼル戦(昨季チャンピオンズリーグのベスト16)で、君たちはそうすることができなかった。私たちはファンから罵声を浴びせられることになったが、それは私たちがそうされるに値したからだ。私たちはそう扱われることに値したんだよ」
「マドリー、バルセロナと私たちの唯一の違い、それは彼らが馬鹿みたいに自分たちを信じていることだ。最も高い山を登るために必要なのは、こんなもの(戦術ボード)ではない。必要なのはこれ(頭)とこれ(胸)だよ。それがすべてなんだ」
「もしチャンピオンズリーグ決勝に到達したいなら、最高の選手たちと思われたいならば、その第一歩は『僕には恐怖がある。しかしそれを隠して、自分自身の背中を押さなければならない』と考えることになる。『相手に打ち勝つ。プレーに臨み、試合に勝つ』と考えることなんだよ」
「私たちは試合をコントロールできれば、とても素晴らしい。しかし獰猛な動物になれるのならば、最高だ」
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